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OWO会員企業インタビュー

 第18回 株式会社東京チタニウム 代表取締役 小澤 日出行氏(2011.10.27訪問)     

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チタン材料の販売、チタン製品製造加工を主に手掛けられ2009年経済産業省・中小企業庁「2009元気なモノ作り中小企業300社」選出され、医療製品の研究開発でサポインに採択さえる等チタン分野で華々しい実績を挙げられている東京チタニウム 小澤日出行氏を訪問し、お話をお伺いしました。     

               
     
    INTERVIEW


     Q1, OWOに入会されたきっかけをお聞かせください。

  私自身が航空機関係の学校出身のこともあり、いつかは事業として航空機の仕事がしたいという想いは常にありまし

  た。そんな中、社)日本チタン協会に所属しており、そこでつながりのあったOWO初代会長の田中さんに誘わ 

  れ、OWOに入会しました。

 

 Q2,参入またはビジネスをされている分野をお聞かせ下さい。
  詳細はお話できませんが現在アフターマーケット関連に取り組んでいます。まだまだ規格や認証、精度等クリアしないといけないハードルは色々ありますが、チタンの加工が目指している分野ですね。

 Q3,航空機産業に向け、普段取り組まれていることをお聞かせ下さい。

  航空機に限ったことではありませんがサポインに採択していただいたり、第1種医療機器製造販売許可を取得したり、研究開発や新規事業への取り組みは常に意識しています。貪欲に色々な分野に取り組んでいきたいですね。他の分野は一段ずつ階段を登れますが航空機産業はいきなり棒高跳びに挑戦するようなハードルの高さですのでじっくりと準備をしていきたいですね。

東京チタニウム自社製品.jpg

自社製造品例

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Q4,航空機産業への取り組みによって本業の変化や相乗効果はありますか?
 社員のマインドは変化していますね。ISO9001、14001を取得した際にもグローバルスタンダードを意識していると思います。いわゆる職人気質では通用しない世の中になっているという認識は高まっています。JISQ9100やNadcapを取得するとなるとより一層品質への意識が高くなるのではと期待しています。


Q5,今後の目標や夢についてお聞かせください。
  長年チタンを扱っておりますのでチタンには多少の自信はあります。その経験を活かせる分野であれば極端な例えですがラジコンの飛行機部品からでもトライしていきたいですね。ただ現状のコストダウン競争ではなくチタンに+αの「何か」を作ることによって航空機産業への採用が夢です。
 

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